| 9月15日 相場展望 |
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| 特定非営利活動法人イカス理事 株式評論家 鈴木 英夫 |
| 『今週はビッグイベントが相次ぐ』 FRBをはじめとする主要国の中央銀行が信用収縮回避のために積極対応を相次いでいるにもかかわらず、市場の反応が鈍く、この下げ相場で勢いを増している一部の投機筋の出方次第ではNY市場も東京市場共、2番底を取りに行く懸念もあると先週申し上げた。先週は、原油相場が史上最高値を更新するなど商品市況が好調であることを背景にNY市場が案外と堅調であったことを受け、東京市場も週明け早々に急落し、日経平均株価が16,000円を割り込んだ以降は一進一退ながら、さらなる下落、2番底を取りに行くような事態には至らなかった。ただ、市場参加者が少ない上、様子見姿勢を崩さない向きが多いため、売買動向は低調で東証一部売買代金2兆円余の状況が続き、目先の投機筋主導の先物取引を駆使しての相場展開となり日経平均株価の日中値幅300円前後の乱高下相場となっている。ということは、投機筋の出方次第では相場が急落してもおかしくない状況は変わっていないといえる。 さて、その様な状況の下で、今週は18日にFRBがFOMCを開催、18〜19日にFRBがFOMCを開催、18〜19日には日銀が金融政策決定会合を開く予定でいる。また、18~20日にかけ、リーマン、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、ベア・スターズなどの米国大手投資会社が第3四半期(5~7月期)の決算発表をする、現在の主要株式市場への影響が大きいビックイベントが相次ぐわけである。市場ではF・Fレートの0,5%の引き下げ、日銀の9月での利上げ見送りを予想しているが、F・Fレートの引下げ幅次第では波乱を呈することも充分あり得る。特に、今週のサブプライムローン問題が大手投資会社の業績にどのような影響を与えているかは、今後の金融市場を占う意味からも極めて重要である。いずれにしても、今週はこれらビッグイベント結果を踏まえて、市場がどのような反応を示すか、まさに株式市場は正念場を迎えるわけである。 (以上) |
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