はじめに
2001年10月から401K(確定拠出年金制度)がスタートし、今まで証券投資に縁のなかった方も、将来の自分自身の年金資金を確保するためにも、証券投資に目を向けざるを得ない状況となってきました。しかし、投資することに不慣れなことから、どうして良いか悩まれている方も多いように思われます。
わが国の金融の自由化以降、様々な金融商品が身近なところにも溢れています。十分な商品知識がなく、これらの金融商品を取引きすることは、決して得策ではありません。銀行預金や郵便貯金と異なり、これらの金融商品の金利は固定ではありませんから、リターン(金利)は変動します。購入時には、どの程度の変動(リスク)があるのかが理解出来る程度の知識が当然必要とされます。いきなり慣れないことを一人で学習するには抵抗があるという方も多いと思います。
そういう時に役立つ良い方法があります。それが投資クラブです。
投資クラブでは、証券投資のない方でも、小人数の親しい仲間同志で、楽しく投資の学習しながら、小口の資金を出し合い、気軽に投資の経験を重ねることができます。
アメリカでは、1940年に投資クラブの第1号が設立され、1980年以降証券教育の普及と401Kの導入と合間って投資クラブ活動が促進されました。イギリスやフランス、ドイツでも証券投資の知識や理解の促進に投資クラブが大きな役割を果たしています。本冊子は、証券投資に染みのない方に投資クラブを通じて、楽しく分かりやすく証券投資に馴染んでいただけるよう、投資クラブの設立方法から運営の仕方、学習方法などをまとめたものです。
この冊子により、証券投資がより身近なものになることを大いに期待しています。
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